【第1回】世界観を売ることの必要性

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今回より、連載企画と題しまして

「スマホゲームのこれから」

というテーマのもとでいくつか記事を書こうと思っているかなです。

今回はその第一回です。

原作なしのスマホゲーがこの先生き残っていくにはどうすればいいか?についてざっくりと話そうと思います。

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世界観とは何か?

世界観の設定はもちろんのこと、ここでの「世界観」には以下のものも含みます。

  • 魅力的なキャラクター(見た目だけのことではない!)とそのキャラクターにまつわるストーリー
  • 背景・キャラクターデザイン(原作なしであれば統一されていることが望ましい)
  • BGM

その世界を作り上げているものを指します。

※石配布の多さ、ゲームにおけるキャラクターの性能、などは含みません。

スマホゲームは数を打てば当たる?

よく言われているひとこと。

スマホゲームはたくさんあるのだから、たくさんの作品を出せば一つはヒットするんじゃないか、って考えです。

もし本当にヒット作を作りたいのであれば

この数打てば当たるの考え方は、(今の時代であれば)捨てるべきであると考えます。

過去にネトゲの世界で同じような「数打てば当たる」を行った結果、売れなければすぐ終わるんだろうな、という印象を持たれるようになった運営がちらほら見受けられました。

ネトゲの場合はそれでも問題がありませんでした。そのような会社が少なかったから、そしてゲームの数そのものがあまり多くなかったから。

ですがスマホゲーはすでに数が多く、数打てば当たると言わんばかりに出しまくる会社も多数存在します。ヒット作が出る確率はネトゲほど高いとは言えないでしょう。というか、作品を出してはサービス終了を繰り返しているとゲームだけでなく会社そのものの信頼を失いかねません。

なぜ「世界観を売る」ことが必要か

商品があふれる時代になったとはよく言われます。最近のアニメの放送数やスマホゲーの配信数などを見てもらえればわかりますが、オタク向けの作品もあふれる時代になりました。

漫画にしろアニメにしろゲームにしろ、売れない作品はどうなるか?消えます。

1年、いや1ヶ月続かないスマホゲーがこの世にいくつあるでしょうか?

大量のスマホゲーが出される時代、これから生き残っていくのに必要なのは「他作品との差別化」です。

「モノ」としてのスマホゲーは、他作品との差別化は非常に難しいです。どこまでゲーム性を練ろうとも、「スマホゲー」であることに変わりはないから。

スマホでできることは限られているのは事実です。ただ、全く同じだとたとえ世界観が良くても「パクリゲー」と批判されることになります。

ほどよく似ている程度であれば「○○風」「○○に似ている」で話が済むのですが。

だが、「世界観」であればどうでしょうか?

現に、今売れている・割と新しめのもので話題になった作品はキャラクター人気が非常に高かったり、世界観が独特だったりする作品が多いです。

1日に1アプリが終了しているともされるこの時代、ゲームとしてだけではなく「世界観を売る」ことが欠かせません。

ゲームとして遊べることは大前提。その上で世界観を練る。もちろんパクリはダメでそこそこオリジナリティのあるものを作らなければいけない。

と考えるとスマホゲーの世界は「簡単に儲かるように見えて実際に儲けるのは難しい」と言えるのではないでしょうか。 そしてこの「儲からない」ということが、サービスを終了するゲームの数に出ていると考えます。

おまけ:ちょっとネトゲの話

ソシャゲはどんどん始まって、そしてすぐ終わっていく。という話を先ほどかきました。

ここで、おまけとしてかつてネトゲはどうだったかについて触れておこうと思います。

ネトゲは国内産(スクエニなど)は意外と少ない。台湾産(X-legendなど)、韓国産(Nexonなど)が多い印象。中国産はブラウザゲーなどでたまに見る程度。

このネトゲ、海外産の場合は「開発会社と日本の運営会社が契約するところ」から始まります。X-legendとか自分で日本法人持ってる場合は別ですが。

そしてサービス終了は「日本の運営会社と開発会社が話し合ったうえで」決められます。たまに契約満了による終了とかもありますが。

クライアント落とすタイプのネトゲは1ヶ月で終わったりすることはありませんでした。1年=短い方で3~4年以上続いてたら結構続いたなーって印象。開発コストがかかる分、作品数が少ない(=その分一作一作に力を入れる)印象があります。

逆にブラウザゲームをたくさん出す会社がやってたのは「数打てば当たる」戦法ですね。ネトゲ業界では珍しい1年で50作リリースなどもやってました。ですがそんなブラウザゲームはひとつひとつの質が悪く、すぐにサービス終了するものが多かったです。ブラウザゲームは現在のスマホゲーほど数が多くはなかったので、ヒット作もありましたが。

X-legend、昔はPCゲーよく作ってたんですけどね。今はスマホゲーばっか作ってます(新しいものであれば「風の王国」とかがX-legend産)。そろそろセブンスダークの次のネトゲ一作くらい作ってくれないかな…

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