ネットサーフィンしている以上、まず見るであろう「広告」。
最近のスマホゲームの広告にはある傾向が見られます。
「よく見る広告」をまとめてみました。
前提条件
広告を出しているゲームの情報を先に出しておきます。
※もちろん実在しません
タイトル:オタククエスト
ジャンル:RPG
運営会社:OtakuGames
リリース時期:広告が出る一年前
原作:なし
ゲーム中に登場するキャラとして、以下のキャラがいるものとします。

名前:プレイヤー名と同じ
レア度:誰でも仲間にできる、というかプレイヤーの分身
実装時期:もちろん初期からいる
備考:主人公

名前:ルピナス
レア度:誰でも仲間にできる
実装時期:もちろん初期から
備考:メインヒロイン

名前:カナ
レア度:最高レア
実装時期:広告が出る半年前
備考:ガチャでしか手に入らないキャラクターで、メインシナリオには登場しない
事例1:声優ごり押し

キャラクター画像と声優名のみの広告。キャラクター名は書かれていない。
事例2:リセマラ不要

キャラ名、声優名、キャラの画像。
あと「リセマラ不要!」の文字。
事例3:ガチャ無料

新規限定10連ガチャ無料の文字とキャラ画像だけの広告。
よく見かけるのは上記三パターン
さて、ここで。
気が付いた人は気が付いたと思います。
「キャラクター」を中心に宣伝している。それに関しては昔のネトゲとかと変わりません。
ただね。
そのキャラクターが、ヒロインとか主人公とかじゃなくて。
ガチャでしか出てこないキャラクター、カナなんです。
ガチャで引けなかったプレイヤーは、カナとは無縁のままゲームをするしかないんです。
もう一つ見てほしいところがある。
それは、売り文句。
「ガチャに関連するもの」が圧倒的に多いんです。
それか、「豪華声優陣」の例で分かるように、キャラクターしか出さない例。
ゲームジャンルが何なのかすら伝わってきません。
ゲームの広告であることはなんとなくわかるんですけどね。
ガチャを売り出している「だけ」に見えてきます。
ゲームを売りたいのか、ガチャを売りたいのか…謎ですね。
余談ですが、こういった広告を出すのは「日本の会社」が圧倒的に多いです。
海外会社、例えば台湾のX-legendとか、韓国のリネージュとかは「ゲームの中身」に関する広告が多いですね。X-legendについてはネトゲ時代からかわいいキャラを推してきた会社なので、若干日本の広告に近いところがありますが…それでも「何のゲームか」は伝わる内容になってますね。
なぜこのような広告を出すのか?
スマホゲームはなぜ運営されているか?
その答えはガチャで儲けるためです。
つまり、広告で新規をゲットするところから、ガチャを回してもらうことを考えているんです。
その結果、ガチャでしか手に入らない「カナ」で射幸心をあおっています。
「ガチャ無料」でガチャを回してもらって、そのまま課金してもらおうという意図も感じられますね。
「広告の内容と実際のゲーム内容が全く違う!」
特にスマホゲーでは、この現象がよく起きます。
その理由は簡単です。「ガチャしか広告に出していない」からです。ゲームの内容の告知ではないことが多いんです。
ネット上の情報は更新されるのが遅いときがあるため、「無料10連やってます」と書いていてもあなたがその広告を見たときにはすでに終わっていることも多いです。
余談:よく見かけるグラブルの広告

知ってる人は知ってると思いますが、石1000個では10連ガチャを回すことはできません。10連ガチャ1回に必要な石の数は3000個です。
最近は「10連無料」に切り替えたようです。
→また石1000個に戻ってた