「ギルド」と一言に言っても、その種類はさまざまです。
ここに、よく見られる種類のギルドをまとめてみようと思います。
ソロギルド
「ギルドのメリット」を得るために一人でギルドを作り、一人でやっていくスタイルです。
ギルドに入ってはいるものの、ギルドの人数は「一人」です。
ソロ+ギルドシステムの利点を利用している、といった感じです。
難点はギルドレベル等を上げるのが困難であること。
あと、ネトゲであればパーティー等が組みにくくなるデメリットがあります。特に野良がちょっと特殊なゲームの場合。
セミソロギルド
ほぼソロギルドと同じです。
ギルドチャットなどはほぼ無言。ソロで活動している人たちが集まり、ソロで活動しているといった感じ。たいていは出入り自由。
ソロギルドと同じく「システムの利点を得るために」ギルドを組んでいます。
ソロギルドとの違いは複数人が集まってソロギルドをひとつ作っているということ。ギルドレベル上げの困難さを解消しています。
「システムギルド」などと呼ばれていることも多いです。
初心者支援ギルド
初心者を支援することに特化したギルド。
ネトゲにしろスマホゲーにしろ、「レベルの壁」は存在します。
世話焼きな上級者がギルドを作り、初心者を集めて初心者の手助けをしているギルドです。
初心者が一定まで育ったら巣立っていくギルドが多いですが、ずっと初心者が居続けているギルドも存在します。
「助けてもらいたいなら初心者支援ギルドに入れ」とはよく言われますが、結構レアな存在なので探して見つかるものではないです。ふらっと見たときにあったらラッキー、程度で。
まったりギルド
おそらく多くのよく言われるギルドがここの「まったりギルド」に分類されます。
そこまでがっつりやりこんだりはしないけど、そこそこの交流をしたい。
そういった人たちが集まってできたギルド…と考えるといいと思います。
集団の「和」を優先するところが多いので、最低限のルールがあることが多いです。
ギルドの雰囲気はギルドによってかなり違います。
多くのギルドを探している人が、「自分の雰囲気にあったギルド」を求めてギルドを渡り歩いているイメージがあります。
ガチギルド
いわゆる「イベントに積極的に参加する廃人の集まり」。
ゲームによってはノルマなどが課せられることも。また、イベント中の行動を監視されていたりすることもありますね。
もうギルドじゃなくて会社でいいよ。
どのギルドにもメリットとデメリットがある
これに尽きます。
ソロギルドは「ギルドを成長させにくい」。セミソロギルドは「ほぼソロであるとはいえソロではない」。初心者支援ギルドは「ギルマスの上級者に負担がかかる+上級者向けコンテンツに参加しづらくなる」。まったりギルドは「ギルドの雰囲気を優先して動かないといけないときがある」。ガチギルドは「リアルが犠牲になることがある」。
デメリットをあげるとこんな感じでしょうか。
逆にメリットをあげてみましょう。
ソロギルドは「自由にできる」。セミソロギルドは「自由とシステムメリットを両立させやすい」。初心者支援ギルドは「初心者同士で友達ができやすくなる」。まったりギルドは「パーティーを組んだり友達とワイワイしたい人にはうってつけ」。ガチギルドは「システムメリットを最大限に活用できる」。
どのギルドも一長一短です。
自分に合うスタイルのギルドを探すことが最も重要です。
余談:まったりギルドのマスターにありがちなこと
いろんなまったりギルドを渡り歩いたけど、結局合うギルドがなかったから自分でやることにした、という人が多いです。
これに関して、実は原因があります。この原因は「まったりギルド」で特に起きやすいのです。
長くなるので、詳しい記事を書く予定です。